契約するつもりで行った部屋が借りられなかった件 #25
貴重な6月の週末を捧げてでも行こうと思った場所があった。
それは7月からの住居だ。
2ヶ月前退去通知が徹底している現在の住居に早々に解約届を出したのは5月初旬。
いまの部家のことは大好きだったけど、陽当たりの悪さとイーストサイド東京に暮らしてみたくて、拠点を探していたのだ。
先週、冷やかしがてら物件を見に行ったら、とても面白い部屋を見つけた。
もしも本当にその条件で借りられるのならぜひに、と思ったのだ。
さっさと契約して安心してしまいたかった。
だから今日、貴重な休日を賭して不動産屋に赴き、最後の内見と思った。
だけどトラブルがあった。
3箇所ほど謎の水濡れがあったのだ。
めんどくさいのがそれがマンションのせいで、水濡れの原因によって修繕義務がどこにあるのか判断する必要があること。
つまり、大家・借り主間でなんの取り決めも進められないこと。
契約する気満々で、早く転居先を決めてしまいたくて訪れたのに、そうはいかなくなってしまった。
原因追及をして修繕しないことには貸してもらえない。
また宙ぶらりんになってしまった気がしてとても、心許ない気持ちになった。
結論としては、保健としての部屋も確保してもらって、転居することは不安がなくなったけれど、確約できずに今日は帰ってくることになった。
第一希望の部屋と第二希望の部屋は両極端で、それでも、どっちに暮らすことになっても良いと思えるので、いいっちゃいいんだけど、6月最後の週末は徒労に終わったわけであります。
チェコ記を進めたくて、気持ちだけめっちゃ焦ってる。
時間が惜しい6月最後の週末です。
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